「ズバリ言うわよ！」の決め台詞で一世を風靡し、強烈なキャラクターと的中率の高い占いで知られた細木数子さん。その発言力と影響力は絶大で、一時代を築いた“占い界の女王”とまで呼ばれました。そんな細木数子さんの「年収」は、どれほどのものだったのか。今回は、彼女の収入の内訳とそのスケールの大きさに迫ります。
占い業で得ていた莫大な収入
細木数子さんの最大の収入源は、独自に確立した「六星占術」です。1980年代から始まったこの占術ビジネスは、書籍・暦・個人鑑定・法人向け鑑定など幅広く展開され、毎年多数の人々が信奉していました。特に個人鑑定は高額で、1件数十万円に及ぶとも言われ、著名人や企業経営者からの依頼が絶えなかったそうです。
テレビ出演料だけでも年間数千万円規模
2000年代に入ると、バラエティ番組やトーク番組への出演が急増。『ズバリ言うわよ！』や『幸せって何だっけ』といった冠番組を持ち、全国放送での露出が高まりました。この頃のテレビ出演料は年間数千万円以上に達していたとされ、ギャラの単価も業界トップクラスだったと噂されています。
書籍の印税は驚異的な金額に
六星占術関連の書籍は毎年出版され、年間ベストセラーにランクインすることも少なくありませんでした。特に運勢暦シリーズは高い支持を得ており、累計発行部数は数千万部に上ると推定されます。印税は一般的に販売価格の約10％前後とされ、書籍だけでも年間数億円の収益があった可能性があります。
講演会やイベントでも高額収入
全国各地で行っていた講演会やトークイベントも、彼女の大きな収入源でした。1回あたりの出演料は数百万円とも言われ、企業とのタイアップや法人向けの指導料も高額だったようです。こうした活動から得られる収入も年間数千万円単位で積み重なっていたと見られます。
不動産・企業顧問などのビジネス展開も
また、細木数子さんは占い師という枠を超えたビジネス展開も行っており、不動産投資や企業アドバイザー的な役割も果たしていました。こうした収入は公開されていませんが、彼女の強力な人脈と信頼性をもとに、複数の法人から顧問料や報酬を受け取っていたと考えられます。
推定される年収と総資産
全盛期の細木数子さんの推定年収は10億円前後にも上ると言われており、芸能界や出版界でもトップクラスの高収入を誇っていました。生涯で得た総資産は数十億円規模とも噂され、引退後も「六星占術」のブランドや出版権などの収益は継続的に入っていた可能性があります。
まとめ
細木数子さんの年収は、占術鑑定・テレビ出演・書籍印税・講演会・法人顧問など、非常に多角的な収入源から成り立っていました。全盛期には年間10億円規模とも推定され、その圧倒的な人気とブランド力はまさに“時代を動かす存在”だったといえるでしょう。現在もその影響力は娘弟子・細木かおりさんへと継承されており、その legacy（遺産）は生き続けています。
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