柴咲コウ(しばさき・こう)さんは、1981年8月5日生まれ、東京都出身の女優・歌手・実業家です。映画『バトル・ロワイアル』『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』などで鮮烈な演技を見せ、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では主演を務めるなど、確固たるキャリアを築いてきました。
さらにアーティスト「Ko Shibasaki」として音楽活動を続ける一方、エシカルファッションブランド「MES VACANCES(ミ ヴァコンス)」を設立するなど、実業家としても活躍中。そんな彼女の推定年収は約1億3,000万円とされています。
映画・ドラマの出演料は安定の高単価
柴咲コウさんは、映画・連続ドラマともに主役級のキャスティングが続いています。出演1本あたりのギャラは非常に高額とされ、NHK大河ドラマ級であれば1,000万円以上、民放ドラマでも1話あたり100万円前後のギャラが発生することもあります。
近年では出演本数こそ絞っていますが、年間で約3,000万円〜4,000万円前後の俳優収入が発生していると推定されます。
音楽活動による印税・ライブ収入も根強い
2003年の大ヒット曲『月のしずく』(RUI名義)以降、アーティストとしての評価も高い柴咲さんは、現在も楽曲配信・CD販売・ライブ出演を継続しています。自身が立ち上げた音楽レーベルを通して収益を得ており、年間2,000万円〜2,500万円程度の音楽収入があると見られます。
一部の楽曲はドラマ主題歌・CMソングとしても使用されており、印税収入が安定して入る“ストック型収益”となっています。
CM出演料は依然として高水準
柴咲コウさんは、化粧品・通信・保険・食品など、さまざまな企業のCMに起用されてきました。出演1本あたりのギャラは2,000万円前後とされ、継続契約も多いことから、年間のCM出演料は約4,000万円前後にのぼると推定されます。
落ち着きのある知性派イメージやエシカルなライフスタイルが、企業イメージと一致している点も高評価の要因となっています。
実業家としての収益も注目されている
2018年に設立した「レトロワグラース株式会社」では、ファッションブランドの立ち上げやオーガニックコスメ事業などを展開。地球環境やサステナブルな視点を重視する事業戦略が話題となっています。
ブランド単体での利益はまだ発展途上かもしれませんが、メディア取材・登壇・企業コラボなども収益源となっており、年間1,000万円〜1,500万円の実業収入があると見られます。
柴咲コウの推定年収内訳
項目 | 推定収入 |
---|---|
映画・ドラマ出演料 | 約3,500万円 |
音楽活動(印税・ライブ等) | 約2,500万円 |
CM出演料 | 約4,000万円 |
事業収益(ブランド・登壇等) | 約1,500万円 |
その他(著書・ナレーション等) | 約1,500万円 |
合計 | 約1億3,000万円 |
“演じる・歌う・創る”を自らコントロールできる稀有な存在
柴咲コウさんの強みは、自身のクリエイティブ活動をセルフプロデュースで完結できることです。演技・音楽・実業のどれもが本人の「メッセージ発信」として成立しており、外注に頼らずブランディングまでを自ら手がける“全方位クリエイター”と言えます。
そのため、少ない露出でも高収益を維持できるのはもちろん、ファンや企業からの信頼も厚く、継続的な仕事につながっています。
今後は世界市場や環境分野での活躍も視野に
語学力や国際感覚にも優れており、今後はNetflixやAmazonなどのグローバルプラットフォーム、さらには海外ブランドとのコラボレーション、環境・教育分野での社会的活動なども期待されています。
芸能界の枠を超えた「現代型表現者」として、今後の年収は1億5,000万円〜2億円規模に届く可能性も充分にあるでしょう。
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